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プレシジョンクリニックグループでは、4つの遺伝子検査(遺伝子パネル検査)を取り扱っており、がん組織を用いるものと血液で調べるものがあります。患者さまの状況に応じて使い分けます。
がんに関連した88遺伝子について、血液のみで調べます。がん組織が不要であることと、検査結果が早くわかることが特徴です。
がんに関連した77遺伝子について、血液のみで調べます。がん組織が不要であることと、検査結果が高精度にわかることが特徴です。国産の遺伝子検査になります。
ヒトのほぼ全ての遺伝子 (約2万種類)を、がん組織と血液(もしくは口腔粘膜)の両方で調べます。免疫療法に重要なネオアンチゲンの探索も同時に行います。
血液中の循環腫瘍DNAなどから、がんの遺伝子異常を検出する超早期の検査です。再発をCTやMRIなどの画像検査より早く検出すると共に、治療効果を遺伝子レベルでチェックします。肺がん、乳がん、大腸がんが対象になります。
プレシジョンクリニックグループでは、患者さまのステージ、容態、転移部位、血液検査の結果をもとに免疫療法を選び、提案しています。その理由はそれぞれの免疫細胞によって働き方が異なるからです。私たちは、あなたにとって免疫学的に最適なプランをご提案いたします。
がん特異的免疫療法といわれる、あなたのがんの特徴を正確に狙って攻撃する免疫療法です。
樹状細胞は、がんを攻撃する兵隊役であるリンパ球を指揮する司令塔細胞です。
がんと戦う兵隊役であるリンパ球を増やす免疫療法です。
樹状細胞ワクチン療法と併用することで、治療効果を高めます。
がんと戦う兵隊役であるリンパ球の一種、ナチュラルキラー細胞を増やす免疫療法です。
この細胞は、樹状細胞ワクチン療法や活性化リンパ球療法とは異なるメカニズムでがんを攻撃します。
がんによる免疫の抑制を解除させます。
がんを攻撃する免疫細胞を活性化させ、がんの攻撃を抑制する免疫細胞の働きを抑えることで、効果的に免疫細胞が、がんと戦えるようになります。
分子標的薬治療は、がんの原因となる特定の分子に作用する薬剤を使用した抗がん剤治療です。 従来の抗がん剤(殺細胞性抗がん剤)と異なり、分子標的薬は、がん細胞に存在する目印(分子)をピンポイントに標的とするため、正常な細胞への損傷を最小限に抑えることができます。
分子標的薬治療は、遺伝子検査(遺伝子パネル検査)の結果に基づき、患者さま合った分子標的薬を提案いたします。
免疫療法や分子標的薬治療を強化するためのキーとなる併用治療です。
特に当グループの免疫療法「プレシジョン免疫療法」は、これらの治療の独自の組み合わせによって、既に免疫が落ちている(抑制)状態にあるステージ4のがんに対しても免疫を発揮することを可能にしています。
前立腺がん細胞に多く存在する前立腺特異的膜抗原(PSMA)を選択的に攻撃する、去勢抵抗性前立腺がんのための治療です。
放射線療法に当グループの免疫療法を組み合わせた独自のコンビネーション療法を提案いたします。放射線によって効率よく免疫を刺激させます。
がんと戦う免疫に適した体内環境を作ります。主として抗炎症・抗酸化作用を通じて免疫環境を改善させ、免疫療法の効果を増強させます。