投稿日:2025.6.29/更新日:2025.6.29
理事長・矢﨑 雄一郎が「第4回 日本臨床プレシジョンメディシン研究会セミナー」に登壇しました
2025年6月28日(土)、メドピア株式会社(東京都中央区・銀座松竹スクエア)とオンラインのハイブリッド形式で開催された 「第4回 日本臨床プレシジョンメディシン研究会セミナー」 において、当法人理事長 矢﨑 雄一郎 がパネルディスカッション「アジアにおけるプレシジョンメディシンの臨床実装:技術革新と制度整備の現実」に登壇いたしました。
本パネルには、国立がん研究センター 中村 健一 先生、ソウル大学 Tae-You Kim 教授、そして矢﨑が登壇し、アジア各国におけるプレシジョンメディシン(精密医療)の制度的相違や今後の課題と展望について活発な議論が行われました。矢﨑は自院でのプレシジョンメディシン(精密医療)の取り組みを紹介し、「エビデンスと現場力を結ぶ“橋渡し”こそ、これからの精密医療を前進させる鍵である」と強調しました。
当法人は今後も国内外の専門家と連携し、最先端のプレシジョンメディシン(精密医療)を患者さまへお届けできるよう努めてまいります。
~第4回日本臨床プレシジョンメディシン 研究会セミナー~
2025年6月28日(土)17:00~19:00
〇開会の言葉
明星 智洋氏 JCPM 理事長/江戸川病院特任副院長
〇特別講演
座長:槇野 博史氏(香川県病院事業管理者/岡山大学前学長)
・特別講演① プレシジョンメディシン時代の臨床試験
中村 健一氏(国立がん研究センター中央病院 国際開発部門 部門長)
・特別講演② 韓国でのプレシジョンメディシンと リキッドバイオプシーの現状
Tae-You Kim 氏 (ソウル大学 腫瘍内科 教授)
〇バネル ディスカッション(アジアにおけるプレシジョンメディシンの 臨床実装:技術革新と制度整備の現実)
総合司会:照井 康仁氏(埼玉医科大学血液内科教授 診療部長)
パネリスト
中村 健一氏
Tae-You Kim氏
矢崎 雄一郎氏
中村 健一氏)
京都大学医学部を卒業後、京都大学医学部附属病院 および関連病院で外科医として手術、診療業務に従事。
2006年より国立がん研究センターに勤務。 全国約200の医療機関ネットワーク (JCOG)で実施する 多施設共同試験の研究支援に長年携わり、多くの臨床試 験結果が各種がんの診療ガイドラインに採択されるなど、 よりよい標準治療の確立に貢献している。2017年より現職。 現在は、臨床研究支援部門の責任者に加えて、臨床試験ネットワークの国際展開を担う国際開発部門の部 門長を務める。
Tae-You Kim氏)
1986年韓国ソウル大学医科大学卒業。
1998年ハーバード大学博士研究員。 2000年より現職。同大学のがん病院長、精密医療センター長、 大韓腫瘤内科学会(KSMO)の理事長、韓国遺伝体学会長を 歴任し、現在は大韓がん学会 (KCA)の理事長を務める。 主な研究分野は消化器がん及び遺伝体学として、400本以上の研究論文と200回以上の講演を通じて藤学の 発展に貢献している。最近は、がん精密医療とリキッドバイオプシー の展開のため 2018年1MBdx社を設立、2024年上場。