症例8)大腸がんステージ4、肝臓を覆い尽くす巨大な転移の消失、主治医、放射線科医も驚く

【診断】
上行結腸がん、多発肝転移、リンパ節転移、肺転移疑い

【経過】
右脇の痛みから発見された、巨大な肝転移を伴う上行結腸がんです。抗がん剤+プレシジョン免疫療法を開始後、肝、肺転移は画像上消失。8ヵ月後のCT、PET-CTで巨大な肝転移は壊死し、辺縁のFDG取り込みも生理的なもので、転移はないとのことでした。
そのため残っていた結腸の原発部位に対して放射線治療+免疫療法を追加的に実施。
現在、画像上、肝臓、肺転移は消失。細胞診の結果、結腸がん原発も消失しており、引き続き、抗がん剤+プレシジョン免疫療法で経過観察をしています。

【腫瘍マーカー】

【画像】

【内視鏡】

【治療】
①抗がん剤(FOLFOX、アバスチン)
②プレシジョン免疫療法
・樹状細胞ワクチン療法
(がんと戦える体内の免疫細胞づくり)
・放射線治療
(抗がん剤、樹状細胞ワクチン療法併用による、さらなる免疫向上策)
③栄養療法(自己管理)

【費用】
①抗がん剤(主治医医療機関にて実施)
②プレシジョン免疫療法
・樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))
・放射線治療(連携医療機関にて実施)
③栄養療法(約3万円/月)
※費用は患者さまの治療計画によって異なります。詳しくはご相談ください。

プレシジョンクリニックグループ
医師 矢﨑