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TOP 症例 子宮体がん 子宮体がんステージ4、余命1年半からの回復(抗がん剤+プレシジョン免疫療法)

子宮体がんステージ4、余命1年半からの回復(抗がん剤+プレシジョン免疫療法)

子宮体がん 66歳 女性

子宮体がん術後再発、余命1年半と宣告された患者さまです。抗がん剤は副作用のためやむなく中止。プレシジョン免疫療法で改善するも、新たな転移が出現。抗がん剤+プレシジョン免疫療法を再開し、現在は再発なく元気に暮らしています。

診断名:子宮体がん、後腹膜転移、多発リンパ節転移

経過:
2004年:子宮体がんと診断されて手術施行(子宮全摘+両側付属器切除)
2009年11月:後腹膜、骨盤、左頸部にリンパ節転移が出現。抗がん剤を開始。主治医からは予後は1年半と説明された。
2010年4月:抗がん剤は副作用のために中止。
2010年7月:プレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)開始。
2010年10月:PET-CTで腹部のがんの集積は消失。
2015年4月:CTで右尿管周囲のリンパ節転移が出現。抗がん剤を7月まで行い、再びがんが消失したため、抗がん剤終了。
2018年7月:プレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)14回目の投与を再開。
2019年10月:現在、無再発生存中。

画像:PET-CTで腹部のがんの集積が消失しました。

治療期間・回数:
樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与)

費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))

副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 
 
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱