膵臓がんステージ3から手術ができるまでに改善

症例

膵臓がんステージⅢ(46歳 男性)で、抗がん剤+プレシジョン免疫療法開始後、がんは縮小し、手術ができるようになりました。

非手術的な治療(主として抗がん剤)からの手術(Conversion surgery)の有効性に関する報告は増えており,切除不能膵癌に対する新たな治療戦略として期待されています。

プレシジョン免疫療法は、術前の治療から、術後の再発予防にも効果を発揮させることが可能と考えます。

プレシジョンクリニックグループ
医師 矢﨑

Conversion surgeryとは:
初回診断時,切除不能膵癌と診断され,非手術療法(non―surgical treatment:NST)を一定期間施行した結果、病勢がコントロールされた症例に対し、切除が可能と判断された場合に限定して施行される外科的切除のことです。近年、Conversion surgeryの有効性に関する報告が増えており,切除不能膵癌に対する新たな治療戦略として注目されています。

膵臓がんが手術ができるまで改善