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中咽頭がん(腺様嚢胞がん)|手術を選ばず放射線治療と樹状細胞ワクチン療法の局所投与でがんが画像上消失し、10年無再発の症例

頭頸部がん
40代 男性
中咽頭がん
手術なし
放射線療法
樹状細胞ワクチン
局所投与
画像上消失
10年無再発

この症例のポイント

  • 中咽頭がん(腺様嚢胞がん)の43歳男性の症例です。声や外見への影響から手術を希望されませんでした。
  • 放射線治療と樹状細胞ワクチン療法の局所投与を組み合わせ、診断から8ヵ月でPET-CTの集積が縮小、1年4ヵ月で消失しました。
  • 2年6ヵ月後の生検で悪性所見なし。10年後の現在も無再発で生存中です。

この症例と似たような状況を目指してみませんか?

この症例では、手術を選ばずに放射線と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせ、
がんが画像上消失し、10年間再発していません。
同じように頭頸部がんで、手術による声や外見への影響を心配している方は、
次に検討すべき治療を考えるタイミングです。ご相談は無料です。

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    診断名

    中咽頭がん(腺様嚢胞がん)。

    治療の経過

    段階 内容
    診断 中咽頭がんと診断され手術を勧められるも、声・外見への影響からご本人が希望せず。樹状細胞ワクチン療法を目的に当院を受診。
    治療開始 4ヵ月後、放射線治療と樹状細胞ワクチン療法(局所投与)を開始。
    縮小 診断から8ヵ月、PET-CTで右軟口蓋の集積が縮小。
    消失 1年4ヵ月後、PET-CTで集積が消失。2年6ヵ月後の生検で悪性所見なし。
    経過 10年後の現在、無再発で生存中。

    治療の考え方

    当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、局所療法〈スイッチ〉としての放射線治療に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法の局所投与を組み合わせています。

    放射線で壊れたがん細胞は免疫の標的になりやすく、そこに樹状細胞を届けることで、がん抗原を効率よく免疫に教えられる可能性があります。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。本症例:樹状細胞ワクチン療法 4ヶ月・6回投与。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

    副作用・リスク

    免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)では重い副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:採取中の全身倦怠感、口の周り・手足のしびれ など
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

    よくある質問(FAQ)

    Q. 頭頸部がんで手術を受けたくない場合、他の選択肢はありますか?

    放射線治療を軸に、免疫療法を組み合わせる設計が選択肢になります。この症例は放射線と樹状細胞ワクチン療法の局所投与で画像上の消失に至りました。手術を選ばないリスクも含めて主治医と相談のうえ設計します。

    Q. 放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせる意味は何ですか?

    放射線でがん細胞が壊れると、がん抗原が放出されて免疫の標的になりやすくなります。そのタイミングで樹状細胞ワクチンを投与すると、免疫が起動しやすいと考えています。

    Q. 樹状細胞ワクチンの局所投与とは何ですか?

    がんの部位やその近くのリンパ節に樹状細胞を直接注射する方法です。皮内接種と比べ、がん抗原をその場で取り込ませることを狙います。部位や大きさによって可否を判断します。

    この症例と同じ治療を検討してみませんか?

    この症例と近い状況かどうか、担当医がお調べします。
    ご相談は無料です。診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。

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      ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

      矢﨑 雄一郎 医師

      監修:矢﨑 雄一郎 医師

      プレシジョンクリニック 東京院長/医療法人社団プレシジョンメディカルケア 理事長 | 専門分野:一般外科・消化器外科

      がんゲノム情報に基づく個別化医療と免疫療法を専門とし、標準治療と組み合わせた治療設計に取り組んでいます。著書『免疫力をあなどるな!』。

      詳しい経歴はこちら


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