無料医療相談

FREE CONSULTATION

TOP 用語集 ハイパーサーミア

2026.9.11

ハイパーサーミア

ハイパーサーミアは、がん治療において8MHzのラジオ波(高周波)を用いて腫瘍組織を42〜43℃に加温し、がん細胞のダメージを促進する治療法です。この周波数帯は人体に吸収されやすく、特定の組織にエネルギーを集中させることで効率的な局所温熱療法が可能です。がん組織はこのエネルギーを吸収して発熱し、腫瘍部位が目標温度に達することで、がん細胞が損傷を受けやすい環境を作り出します。

【主な特徴と治療効果】

  1. がん細胞の生存率の低下
    ハイパーサーミアによる加温により、がん細胞は加温時間とともに生存率が低下します。この温度での細胞死の誘発は、多くのがん細胞に共通する現象です。

  2. 正常組織と腫瘍組織の血管反応の違い
    正常組織は加温されると血流を増加させて冷却効果が働きますが、腫瘍組織の血管は新生血管であるため、この冷却効果が働きにくい状態です。そのため、腫瘍組織は加温された状態を維持しやすく、がん細胞がダメージを受けやすくなります。

  3. 低酸素細胞の温熱感受性
    低酸素状態のがん細胞は高酸素状態の正常細胞よりも温熱に弱い性質があり、腫瘍組織が低酸素・低栄養状態にあることで、ハイパーサーミアによる加温効果が高まります。

  4. 化学療法剤の効果増強
    温熱によりがん細胞は薬剤の取り込みが増加し、抗がん剤の効果が高まります。ハイパーサーミアは化学療法と併用することで、抗腫瘍効果をさらに強化することが確認されています。

  5. 免疫反応の活性化
    高温にさらされると腫瘍細胞からヒートショックプロテインという特殊なタンパク質が放出され、免疫系の細胞ががんを攻撃するのを助けます。これにより、体内での免疫応答が高まり、抗がん効果をサポートすることが期待されています。

ハイパーサーミアは、腫瘍周辺の温度を精密に管理しながら、がん細胞に特化したダメージを与え、他の治療法との併用による相乗効果を引き出す効果的な治療法です。

ハイパーサーミアについて調べている方へ
ご自身の治療に当てはまるか、当院に相談してみませんか?

がんの用語を調べるのは、ご自身や家族の治療で次に何をすべきかを考えているときだと思います。用語の意味だけでは、治療の選択肢までは見えてきません。
当院は治療歴と検査結果をうかがい、標準治療に足せる免疫療法や遺伝子解析に基づく治療を一緒に設計します。
これまでの治療歴と検査結果をうかがったうえで、ひとつずつご説明します。ご相談は無料です。

お電話でご相談

お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)

または、フォームでご相談

フォームで相談する入力は2項目のみ/24時間受付







    お電話・メールのどちらか一方で結構です





    CATEGORY

    カテゴリー