無料医療相談

FREE CONSULTATION

TOP › 症例 › 膵臓がん › 膵臓癌ステージⅣ、手術で腹膜播種が見つかり切除できなかった70代女性|抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した約4年の経過

膵臓癌ステージⅣ、手術で腹膜播種が見つかり切除できなかった70代女性|抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した約4年の経過

膵臓がん
70代 女性
ステージⅣ
腹膜播種
ジェムザール
アブラキサン
樹状細胞ワクチン
約4年の長期生存

この症例のポイント

  • 相談時の状況:血糖値の異常をきっかけに膵頭部がんが見つかり、手術を受けた70代の女性です。お腹を開けると腹膜播種が見つかり、切除せずに手術を終えました。
  • 検討した課題:抗がん剤(ジェムザール)を土台にして、何を組み合わせるかを検討しました。
  • 行った治療と経過:抗がん剤を始めるのとほぼ同時に樹状細胞ワクチン療法を始め、4か月で7回行いました。腫瘍マーカー(CA19-9)は1,214から178まで下がり、約4年の長期生存が得られています。

腹膜播種があると言われた方は、腹膜播種の治療相談のページもご覧ください。

膵臓癌で腹膜播種があると言われた方へ。
抗がん剤は続けたまま、ご相談いただけます。

抗がん剤に何を組み合わせられるかを、一緒に考えませんか。
まずは、これまでの治療と現在の状況をお聞かせください。
初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。
ご相談と初診は無料です(2回目以降の診察は有料です)。

お電話でご相談

お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)


または、フォームでご相談

フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







    お電話・メールのどちらか一方で結構です





    診断名

    膵頭部がん ステージⅣ。腹膜播種を伴い、手術では切除せず閉腹となりました。

    治療の経過

    段階 内容
    診断・手術 血糖値の異常から膵頭部がんと診断。手術を行うも腹膜播種を認め切除せず閉腹。
    抗がん剤導入 抗がん剤(ジェムザール)を開始。
    免疫療法の併用 抗がん剤とほぼ同時に樹状細胞ワクチン療法を開始。
    治療継続 抗がん剤はジェムザール+アブラキサンへ変更し継続。
    経過 腫瘍マーカー(CA19-9)が 1,214→178 へ改善し、約4年の長期生存。

    腫瘍マーカー基準値:CA19-9 37 U/mL以下。

    治療の考え方

    当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、標準治療としての抗がん剤(ジェムザール→ジェムザール+アブラキサン)に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を組み合わせています。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。樹状細胞ワクチン療法:4ヶ月・7回投与。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

    副作用・リスク

    免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)では副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:口の周り・手足のしびれ、倦怠感、吐き気(迷走神経反射)等
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

    院長から

    抗がん剤をやめるのではなく、抗がん剤を土台に免疫療法を重ねるのが、私たちの基本の考え方です。この方も、抗がん剤を始めるのとほぼ同時に樹状細胞ワクチン療法を始めました。免疫が弱る前に組み合わせたことが、約4年という経過に寄与できた可能性があると考えています。

    腹膜播種がある場合の治療の選び方は、腹膜播種の治療相談のページでもご案内しています。

    ご自身の場合に何ができるかは、
    資料を見てからお答えします。

    画像と検査値を見ないと、はっきりしたことはお答えできません。まずは今の状況をお聞かせください。
    【ご相談の流れ】

    ① お電話(医師または看護師が対応)またはフォームで、現在の状況をうかがいます
    ② 初診で、医師が検査結果などの資料を確認し、標準治療を含む選択肢と当院での治療の適否をご説明します
    ③ 費用とリスクをご説明します
    ご相談と初診は無料です。2回目以降の診察は有料です。

    お電話でご相談

    お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)


    または、フォームでご相談

    フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







      お電話・メールのどちらか一方で結構です





      よくある質問(FAQ)

      Q. 腹膜播種で手術ができなかった膵臓がんでも、長く生活できますか?

      この症例は腹膜播種のため切除せず閉腹となりましたが、抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用し、約4年の長期生存が得られました。経過には個人差がありますが、腹膜播種があっても治療を続ける設計は可能です。

      Q. 樹状細胞ワクチン療法はいつ始めるのがよいですか?

      この症例のように、抗がん剤の開始とほぼ同時に始めるのが望ましいと考えています。免疫が弱る前に治療を組み合わせることで、抗がん剤の効果を後押しできる可能性があります。抗がん剤の途中からでも開始できます。

      Q. 70代の女性でも樹状細胞ワクチン療法は受けられますか?

      受けられます。樹状細胞ワクチン療法は副作用がほとんどなく、ご高齢の方でも体への負担が少ない治療です。この症例は70代女性で、抗がん剤と併用しながら約4年経過しています。

      ご紹介したのは、一人の患者さまの経過です。
      そこから先は、診察でお話ししましょう。

      診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。
      初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。(2回目以降の診察は有料です)

      お電話でご相談

      お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)


      または、フォームでご相談

      フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







        お電話・メールのどちらか一方で結構です





        あわせて読みたい

        ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

        矢﨑 雄一郎 医師

        監修:矢﨑 雄一郎 医師

        プレシジョンクリニック 東京院長/医療法人社団プレシジョンメディカルケア 理事長 | 専門分野:一般外科・消化器外科

        がんゲノム情報に基づく個別化医療と免疫療法を専門とし、標準治療と組み合わせた治療設計に取り組んでいます。著書『免疫力をあなどるな!』。

        詳しい経歴はこちら


        CATEGORY

        近しい症例

        膵臓癌ステージⅣ(腹膜播種)で人工肛門をつくった70代後半の女性|抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した経過

        膵臓癌ステージⅣ、肺と肝臓に多発転移があり食欲が落ちていた50代男性|抗がん剤に免疫療法と陽子線治療を段階的に組み合わせた経過