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下咽頭がんステージ4で抗がん剤を選ばなかった60代男性|放射線治療に樹状細胞ワクチン療法と免疫チェックポイント阻害薬を加えた経過

頭頸部がん
60代 男性
下咽頭がん
ステージⅣ
抗がん剤なし
放射線療法
樹状細胞ワクチン
免疫チェックポイント阻害薬
画像上完全消失
1.5年無再発

この症例のポイント

  • 相談時の状況:下咽頭がんステージⅣと診断された60代の男性です。ご本人は免疫学の専門家で、抗がん剤は選ばず、放射線と免疫で治療する道を選ばれました。
  • 検討した課題:抗がん剤を使わずに、放射線治療と免疫の働きをどう組み合わせるかを検討しました。放射線・樹状細胞ワクチン療法・免疫チェックポイント阻害薬の順番と組み合わせが課題でした。
  • 行った治療と経過:放射線治療に、樹状細胞ワクチン療法(4か月・7回)と免疫チェックポイント阻害薬を併用しました。がんは画像上完全に消失し、診断から1年半、再発なく元気に過ごされています。

頭頸部がんで、抗がん剤以外の選択肢を探している方へ。
抗がん剤を使うかどうかも含めて、ご相談いただけます。

放射線治療に何を組み合わせられるかを、一緒に考えませんか。
まずは、これまでの治療と現在の状況をお聞かせください。
初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。
ご相談と初診は無料です(2回目以降の診察は有料です)。

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    診断名

    下咽頭がん ステージⅣ。

    治療の経過

    段階 内容
    診断 下咽頭がんステージⅣと診断。ご本人(免疫学の専門家)の意思で抗がん剤は選択せず。
    治療 放射線治療に、樹状細胞ワクチン療法と免疫チェックポイント阻害薬を併用。
    経過 がんは画像上完全に消失。診断から1.5年、再発なく経過。

    治療の考え方

    当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、局所療法〈スイッチ〉としての放射線治療に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を、免疫の〈ブレーキ解除〉として免疫チェックポイント阻害薬を組み合わせています。SynerTri®の3つの柱がそろった症例です。

    放射線でがん抗原を放出させ、樹状細胞で免疫に教え、チェックポイント阻害薬でブレーキを外す。この順番と組み合わせが、抗がん剤を使わない治療設計の核になります。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。本症例:樹状細胞ワクチン療法 4ヶ月・7回投与/免疫チェックポイント阻害薬を併用。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

    副作用・リスク

    免疫療法のうち、樹状細胞ワクチン療法では重い副作用が認められることはほとんどありません。一方、免疫チェックポイント阻害薬では免疫が過剰に働くことによる副作用(免疫関連有害事象)に注意が必要です。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:口の周り・手足のしびれ、倦怠感、吐き気(迷走神経反射)等
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱
    • (免疫チェックポイント阻害薬)免疫が過剰に働くことによる副作用:間質性肺疾患、大腸炎・下痢、1型糖尿病、肝機能障害・肝炎、甲状腺などの内分泌障害、皮膚障害、神経障害、注入時反応(インフュージョンリアクション) など

    院長から

    放射線でがん抗原を出し、樹状細胞で免疫に教え、免疫チェックポイント阻害薬でブレーキを外すという組み合わせが、私たちの治療設計の核です。この方は、ご本人の意思で抗がん剤を選ばず、放射線治療に樹状細胞ワクチン療法(4か月・7回)と免疫チェックポイント阻害薬を併用しました。3つをそろえたことが、画像上の完全消失と1年半無再発という経過に寄与できた可能性があると考えています。

    ご自身の場合に何ができるかは、
    資料を見てからお答えします。

    画像と検査値を見ないと、はっきりしたことはお答えできません。まずは今の状況をお聞かせください。
    【ご相談の流れ】

    ① お電話(医師または看護師が対応)またはフォームで、現在の状況をうかがいます
    ② 初診で、医師が検査結果などの資料を確認し、標準治療を含む選択肢と当院での治療の適否をご説明します
    ③ 費用とリスクをご説明します
    ご相談と初診は無料です。2回目以降の診察は有料です。

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      よくある質問(FAQ)

      Q. 抗がん剤を使わずに頭頸部がんを治療することはできますか?

      この症例は放射線と免疫療法(樹状細胞ワクチン療法・免疫チェックポイント阻害薬)のみで画像上の消失に至りました。ただし標準治療(化学放射線療法)が第一選択である場合が多く、抗がん剤を使わないリスクとベネフィットをご説明したうえで設計します。

      Q. 放射線・樹状細胞ワクチン・免疫チェックポイント阻害薬の3つを組み合わせる意味は何ですか?

      放射線でがん細胞を壊して抗原を放出させ、樹状細胞ワクチンで免疫に教え、免疫チェックポイント阻害薬でT細胞のブレーキを外します。当院ではこの組み合わせをSynerTri®として設計しています。

      Q. 免疫チェックポイント阻害薬の副作用が心配です。

      免疫が過剰に働く副作用(間質性肺疾患、大腸炎、内分泌障害など)に注意が必要です。当院では血液検査で免疫の状態を確認しながら投与し、異常があれば早期に対応します。

      ご紹介したのは、一人の患者さまの経過です。
      そこから先は、診察でお話ししましょう。

      診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。
      初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。(2回目以降の診察は有料です)

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        ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

        矢﨑 雄一郎 医師

        監修:矢﨑 雄一郎 医師

        プレシジョンクリニック 東京院長/医療法人社団プレシジョンメディカルケア 理事長 | 専門分野:一般外科・消化器外科

        がんゲノム情報に基づく個別化医療と免疫療法を専門とし、標準治療と組み合わせた治療設計に取り組んでいます。著書『免疫力をあなどるな!』。

        詳しい経歴はこちら


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