無料医療相談

FREE CONSULTATION

TOP › 症例 › 胃がん › 胃がんの手術後、抗がん剤を副作用で中止したあとに腹膜播種が見つかった70代男性|新たな抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した経過

胃がんの手術後、抗がん剤を副作用で中止したあとに腹膜播種が見つかった70代男性|新たな抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した経過

胃がん
70代 男性
ステージⅣ
腹膜播種
術後再発
抗がん剤
樹状細胞ワクチン
腹膜播種の消失
無再発

この症例のポイント

  • 相談時の状況:胃がん(中分化型腺がん)の手術から1年後、PET-CTで腹膜播種と診断された70代の男性です。術後の抗がん剤は、副作用のため中止していました。
  • 検討した課題:一度は抗がん剤を続けられなかった方の再発に対して、新たな抗がん剤を土台にして、何を組み合わせるかを検討しました。
  • 行った治療と経過:新たな抗がん剤を始めた翌月から、樹状細胞ワクチン療法(4か月・7回ののち継続)を併用しました。4か月後のPET-CTで腹膜播種は消失し、消失から約1年の時点でも、抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を続けながら再発なく経過しています。

腹膜播種があると言われた方は、腹膜播種の治療相談のページもご覧ください。

胃がんの手術のあとに、腹膜播種が見つかった方へ。
一度、抗がん剤をやめた方も、ご相談いただけます。

新しい抗がん剤に何を組み合わせられるかを、一緒に考えませんか。
まずは、これまでの治療と現在の状況をお聞かせください。
初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。
ご相談と初診は無料です(2回目以降の診察は有料です)。

お電話でご相談

お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)

または、フォームでご相談

フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







    お電話・メールのどちらか一方で結構です





    診断名

    胃がん(中分化型腺がん)術後、腹膜播種(ステージⅢb→Ⅳ)。

    治療の経過

    段階 内容
    診断・手術 20XX年5月、胃がんと診断。同年7月、幽門側胃切除術。術後の抗がん剤は副作用のため中止。
    腹膜播種 20XX+1年5月、PET-CTで腹膜播種と診断。同年6月、新たな抗がん剤を開始。
    免疫療法 20XX+1年7月、樹状細胞ワクチン療法を開始。
    消失 20XX+1年11月、PET-CTで腹膜播種が消失。
    経過 20XX+2年10月時点で、抗がん剤+樹状細胞ワクチン療法で無再発生存中。

    治療の考え方

    当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、標準治療としての抗がん剤に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を組み合わせています。

    腹膜播種は手術や抗がん剤だけでは対応が難しい状態です。腹腔内に散らばったがん細胞に対して、全身に働く免疫を重ねる設計を当院では重視しています。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。本症例:樹状細胞ワクチン療法 4ヶ月・7回投与ののち継続。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

    副作用・リスク

    免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)では重い副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:口の周り・手足のしびれ、倦怠感、吐き気(迷走神経反射)等
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

    院長から

    腹膜播種は手術や抗がん剤だけでは対応が難しく、お腹の中に散らばったがん細胞に全身に働く免疫を重ねる組み立てを、私たちは重視しています。この方は、新たな抗がん剤を始めた翌月から樹状細胞ワクチン療法を併用し、4か月後のPET-CTで腹膜播種が消失しました。抗がん剤と免疫療法を早い段階で重ねたことが、消失から約1年、再発なく続いている経過に寄与できた可能性があると考えています。

    腹膜播種がある場合の治療の選び方は、腹膜播種の治療相談のページでもご案内しています。

    ご自身の場合に何ができるかは、
    資料を見てからお答えします。

    画像と検査値を見ないと、はっきりしたことはお答えできません。まずは今の状況をお聞かせください。
    【ご相談の流れ】

    ① お電話(医師または看護師が対応)またはフォームで、現在の状況をうかがいます
    ② 初診で、医師が検査結果などの資料を確認し、標準治療を含む選択肢と当院での治療の適否をご説明します
    ③ 費用とリスクをご説明します
    ご相談と初診は無料です。2回目以降の診察は有料です。

    お電話でご相談

    お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)

    または、フォームでご相談

    フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







      お電話・メールのどちらか一方で結構です





      よくある質問(FAQ)

      Q. 胃がんの腹膜播種は治療できないと言われました。

      腹膜播種は予後が厳しいことで知られますが、この症例では抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法の併用で4ヵ月後に消失しました。効果には個人差がありますが、腹膜播種に対して免疫療法を重ねる設計は検討する価値があります。

      Q. 術後の抗がん剤を副作用で中止しました。再発したらどうすればよいですか?

      この症例も術後の抗がん剤を中止した後に腹膜播種が出現しました。再発時には、体力に合わせた抗がん剤の選び直しと、副作用の少ない免疫療法の併用を検討します。

      Q. 腹膜播種に対して腹腔内に直接投与する治療はありますか?

      あります。当院では活性化リンパ球療法の腹腔内投与など、腹膜播種・がん性腹水に対する局所免疫療法も行っています。全身の樹状細胞ワクチン療法と組み合わせて設計します。

      ご紹介したのは、一人の患者さまの経過です。
      そこから先は、診察でお話ししましょう。

      診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。
      初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。(2回目以降の診察は有料です)

      お電話でご相談

      お近くの院をお選びください(平日10:00〜18:00/休診日はホームページをご確認ください)

      または、フォームでご相談

      フォームで相談する▼入力は2項目のみ/24時間受付







        お電話・メールのどちらか一方で結構です





        あわせて読みたい

        ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

        監修:岡崎 能久 医師

        プレシジョンクリニック 名古屋院長 | 専門分野:消化器内科・内視鏡診断および治療

        大阪大学医学部卒業。日本内科学会認定医・日本消化器病学会専門医。消化器がんの内視鏡診断・治療と免疫療法の併用設計に取り組んでいます。

        詳しい経歴はこちら


        CATEGORY

        近しい症例

        胃がんステージⅢaで胃全摘を受けた70代男性|術後の抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法を併用した経過

        再発スキルス胃がんで、肺気腫のため手術も抗がん剤もできなかった80代男性|樹状細胞ワクチン療法を内視鏡で局所投与した経過