この症例のポイント
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胆嚢がん・腹膜播種ステージⅣと診断され、手術不能と告げられた67歳男性。抗がん剤(GEM+CDDP)と樹状細胞ワクチン療法を並行して開始した。
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抗がん剤開始後まもなくCTでがんの縮小を確認。ご本人の希望により抗がん剤は3回投与で終了し、以降は樹状細胞ワクチン療法を継続した。
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治療開始から約1年9か月後、CT上でがんが完全に消失(CR)。診断から5年間、無再発生存中で元気に過ごされている。
手術不能と言われた胆嚢がんの治療をお探しの方へ
この症例では——
腹膜播種で手術不能とされた胆嚢がんが、抗がん剤と樹状細胞ワクチン療法の組み合わせでCT上完全消失し、5年間無再発を維持しています。
「手術できないと言われた」「抗がん剤の負担を減らしたい」という方は、まずご相談ください。
胆嚢がんは胆道がんの一種で、初期には自覚症状が乏しく、進行してから発見されることが少なくありません。診断時にすでに腹膜播種(がん細胞が腹腔内に散らばった状態)や黄疸を伴う場合、根治的な手術が難しくなります。本症例でも、診断時にPTBD(経皮経肝胆道ドレナージ)による減黄処置と腹腔鏡検査が行われ、腹膜播種のため手術不能と判断されました。
手術ができない進行胆嚢がんの標準治療は化学療法(ゲムシタビン+シスプラチン=GEM+CDDPなど)が中心です。胆道がんは治療選択肢が限られるがん種のひとつとされています。
本症例では、抗がん剤(GEM+CDDP)開始後まもなくCTで腫瘍の縮小が確認されました。ここでご本人の希望により、抗がん剤は3回投与で終了し、以降は樹状細胞ワクチン療法を継続するという方針がとられています。当グループでは、標準治療の効果や副作用の負担をふまえながら、免疫を活性化する樹状細胞ワクチン療法(SynerTri®のアクセル)を中心とした設計を検討することがあります。ただし抗がん剤を早期に終了する選択にはリスクもあり、病状を十分に評価したうえで個別に判断します。
| SynerTri®の役割 | 本症例での対応 |
|---|---|
| 標準治療(抗がん剤) | GEM+CDDPを3回投与し、腫瘍の縮小を確認したのちご本人の希望で終了 |
| アクセル(免疫活性化) | 樹状細胞ワクチン療法を継続し、がん特異的免疫を誘導 |
以下は、腹膜播種を伴う胆嚢がんステージⅣで手術不能と診断された67歳男性が、抗がん剤3回投与後にご本人の希望で早期終了し、樹状細胞ワクチン療法を継続してCT上完全消失、診断から5年間無再発生存中の症例です。治療効果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 診断名 | 胆嚢がん、腹膜播種(ステージⅣ) |
| 年齢・性別 | 67歳 男性 |
| 治療法 | 抗がん剤(GEM+CDDP・3回投与)+樹状細胞ワクチン療法(手術は腹膜播種のため不能) |
| 治療期間・回数 | 樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。 |
| 治療費 | 当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。 |
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2015年2月 | 胆嚢がんと診断。PTBD(経皮経肝胆道ドレナージ)で減黄処置を実施。腹腔鏡検査で腹膜播種を認め、手術不能と診断された。 |
| 2015年4月 | 抗がん剤(GEM+CDDP)を開始。 |
| 2015年5月 | 樹状細胞ワクチン療法を開始。 |
| 2015年6月 | CTでがんの縮小を確認。ご本人の希望により抗がん剤は3回投与で終了。以降は樹状細胞ワクチン療法を継続。 |
| 2016年1月 | 樹状細胞ワクチン療法11回目の投与(最初のクールを終えたのちも継続)。 |
| 2017年2月 | CT上、がんが完全に消失(CR)していることを確認。 |
| 2019年10月(診断から4年8か月) | 無再発生存中。その後も含め、診断から約5年経過し元気に過ごされている。 |

当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押ししていきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。
本症例では、手術不能と診断されたのち、標準治療としての抗がん剤(GEM+CDDP)で腫瘍の縮小を確認しました。そのうえでご本人の希望により抗がん剤を早期に終了し、免疫を活性化する〈アクセル〉である樹状細胞ワクチン療法を中心とした治療へ移行。最初のクールを終えたあとも継続した結果、CT上でがんが完全に消失し、診断から5年間再発なく経過しています。
樹状細胞ワクチン療法の副作用は基本的にほとんど認められませんが、以下の可能性があります。
治療効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。
胆嚢がん・胆道がんの治療や、抗がん剤と免疫療法の組み合わせについて、現在の治療歴・体力・検査結果をもとに個別に治療を設計します。まずはご相談ください。

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