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乳がんステージ4、肝転移と骨転移が進み抗がん剤が効かなくなった40代女性|抗がん剤に樹状細胞ワクチン療法を加えた経過

この症例のポイント

  • 相談時の状況:左乳がんの手術と抗がん剤のあと、術後3年目に骨転移が見つかりステージⅣとなった40代の女性です。放射線治療のあとも肝転移と骨転移は進み、再開した抗がん剤も効かなくなった時点でご相談いただきました。
  • 検討した課題:抗がん剤が効かなくなった段階で、何を組み合わせられるかを検討しました。肝臓と骨に転移がある状態で、免疫の面から加えられる治療があるかが課題でした。
  • 行った治療と経過:抗がん剤に樹状細胞ワクチン療法を加え、1クール(7回)行いました。画像上で肝転移は消失し、右第Ⅱ肋骨の転移巣は活動性が下がり、腫瘍マーカー(CEA)は8から2 ng/mLと正常値に戻りました。

乳がんの肝転移・骨転移で、抗がん剤が効かなくなったと言われた方へ。
抗がん剤は続けたまま、ご相談いただけます。

抗がん剤が効かなくなったあとに何を組み合わせられるかを、一緒に考えませんか。
まずは、これまでの治療と現在の状況をお聞かせください。
初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。
ご相談と初診は無料です(2回目以降の診察は有料です)。

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    院長から

    抗がん剤が効かなくなった段階でも、免疫の側から働きかける治療を重ねる道があると、私たちは考えています。この方は、抗がん剤に樹状細胞ワクチン療法を加え、1クール(7回)行いました。抗がん剤とは仕組みの違う治療を重ねたことが、肝転移の消失と腫瘍マーカーの正常化という経過に寄与できた可能性があると考えています。

    ご自身の場合に何ができるかは、
    資料を見てからお答えします。

    画像と検査値を見ないと、はっきりしたことはお答えできません。まずは今の状況をお聞かせください。
    初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。(2回目以降の診察は有料です)

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      ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

      矢﨑雄一郎医師 プレシジョンクリニック東京院長

      監修:矢﨑 雄一郎 医師
      プレシジョンクリニック 東京院長 / 医療法人社団プレシジョンメディカルケア理事長
      東海大学医学部を卒業後、消化器外科医として医療機関に従事したのち、東京大学医科学研究所で免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の開発に従事。現在はプレシジョンメディカルケア理事長として活躍中。専門分野は免疫療法及び消化器外科。約6,000症例の免疫療法を主導し、進行がんにおける個別化免疫治療(SynerTri®)プロトコルを確立。著書『免疫力をあなどるな!』をはじめ、医学書の執筆も手がけ、医療知識の普及にも貢献。免疫療法(樹状細胞ワクチン)の開発企業であるテラ株式会社の創業者。

      Case Report ─ 当院で治療を行った乳がんの症例

      重要症例

      乳がん
      40代
      女性
      ステージⅣ
      肝転移
      骨転移
      抗がん剤(複数)
      放射線治療
      樹状細胞ワクチン療法
      肝転移消失
      骨転移活動性低下
      腫瘍マーカー正常化

      乳がんの肝転移・骨転移に、抗がん剤と免疫療法を組み合わせる

      乳がんの手術から6年、肝転移と骨転移が進み、抗がん剤が効かなくなった時期に当院へ相談があった患者さまの経過をご紹介します。治療の考え方と副作用については、経過のあとにまとめています。

      診断・経緯

      左乳がんと診断され、胸筋温存乳房切除術・リンパ節郭清術を施行。術後より補助化学療法を継続しました。術後3年目に骨転移(右第Ⅱ肋骨・左仙腸関節)が判明し、ステージⅣに移行。放射線治療後も肝転移・骨転移の進行が続き、抗がん剤を再開するも奏功しない状況で当院へご相談いただきました。

      治療経過

      時期 内容
      診断・手術 左胸筋温存乳房切除術・リンパ節郭清術施行。術後補助化学療法(抗がん剤)開始。
      術後3年目(6月) 骨シンチにて骨転移出現(右第Ⅱ肋骨・左仙腸関節)。ステージⅣと診断。
      術後3年目(10月) 骨転移部位に放射線治療施行。画像上、肝転移および右第Ⅱ肋骨転移も確認。
      腫瘍マーカー CEA:8 ng/mL(基準値超え)
      術後6年目(2月) 抗がん剤を再開するも奏功せず。次の治療選択肢を検討。
      術後6年目(6月) 当院にて樹状細胞ワクチン療法(1クール)を開始。SynerTri®プロトコルで免疫治療を設計。
      治療後(経過) 画像上で肝転移の消失・右第Ⅱ肋骨転移巣の活動性の低下を確認。
      腫瘍マーカー CEA:8→2 ng/mL(正常値内へ低下)

      腫瘍マーカー基準値:CEA 5 ng/mL以下

      治療経過・腫瘍マーカー推移グラフ

      治療の考え方(SynerTri®)

      当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押ししていきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

      本症例では、標準治療としての抗がん剤に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を組み合わせています。

      治療期間・回数

      樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。

      費用

      当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

      副作用・リスク

      ご紹介したのは、一人の患者さまの経過です。
      そこから先は、診察でお話ししましょう。

      診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。
      【ご相談の流れ】

      ① お電話(医師または看護師が対応)またはフォームで、現在の状況をうかがいます
      ② 初診で、医師が検査結果などの資料を確認し、標準治療を含む選択肢と当院での治療の適否をご説明します
      ③ 費用とリスクをご説明します
      ご相談と初診は無料です。2回目以降の診察は有料です。

      お電話でご相談

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