悪性リンパ腫 81歳 女性 ご高齢の悪性リンパ腫の患者さま。抗がん剤+プレシジョン免疫療法で、副作用などで日常生活に支障することはなく、5年間良好な経過をたどっています。 診断名:悪性リンパ腫(組織型:DLBCL 縦隔腫瘤、胸水) 主治医(紹介者):K市民病院 経過: 20XX年10月頃より咳・喉のつかえがあり、精査をしたところ悪性リンパ腫と診断されました。ご高齢ということもあり、抗がん剤治療は減量して行うことになりました。2月より、抗がん剤を開始、2コース目からは70%量に増やし、計8コース施行。経過は順調でしたが、翌年200+1年6月に呼吸苦・咳が出てきて、再発と判断されました。抗がん剤を再開し、それに併用する形でプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始することなりました。途中、頸部リンパ節に再発しましたが、放射線治療で改善。その後は再発なく、プレシジョン免疫療法はいったん終了。20XX+7年に腎盂がんが見つかったため、現在、術後のプレシジョン免疫療法の再開を検討しているところです。 治療期間・回数: 樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与) 費用: 樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回)) 副作用・リスク: プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 樹状細胞ワクチン療法) 成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等 細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等 ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱
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