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TOP 症例 膵臓がん こぶし大に近い膵臓がんが縮小している

こぶし大に近い膵臓がんが縮小している

膵臓がん 75歳 女性

膵臓がんステージⅣの患者さま。プレシジョン免疫療法後にがんの縮小、腫瘍マーカーの改善が見られました。現在、ご病気前と変わらぬ日常生活を過ごされています。

診断名:膵体部がん ステージⅣb

経過:
腹痛から膵体部がんと診断され、手術の適用はなく、抗がん剤治療(ジェムザール)を開始しました。腫瘍マーカーは改善するも、再び増悪してきたためジェムザールは中止。次の抗がん剤の間にプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始しました。
次の抗がん剤であるTS-1では、腎盂腎炎を発症。患者さまの希望からTS-1も中止となり、樹状細胞ワクチン療法単独で治療を継続することになりました。発症してから14カ月経過しても主症状であった腹痛はなく、食事摂取も良好。プレシジョン免疫療法自体による副作用はないため、ご病気の前とほぼ変わらないくらい、日常生活は改善することができました。

画像:膵臓がんの著明な縮小と内部壊死を示唆する所見を認めました。

費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))

副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 
 
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

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