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TOP 症例 悪性リンパ腫 再発を繰り返す脳原発の悪性リンパ腫に放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせ、良好に経過中の41歳女性の症例|プレシジョンクリニック

再発を繰り返す脳原発の悪性リンパ腫に放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせ、良好に経過中の41歳女性の症例|プレシジョンクリニック

この症例のポイント


頭痛をきっかけに脳原発の悪性リンパ腫が見つかった41歳女性。手術後まもなく同部位に再発。


抗がん剤が無効となり放射線治療へ切り替え、腫瘍が縮小。さらなる再発予防を目的に免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始。


5年後の再々発時にも免疫療法を再開。以降は再々々発なく良好に経過中

再発を繰り返す悪性リンパ腫の治療をお探しの方へ

この症例では——
再発のたびに放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせることで、再々々発なく良好な経過を実現しています。

「再発を繰り返している」「標準治療以外の選択肢を知りたい」という方は、まずご相談ください。

これからの治療を相談する

脳原発の悪性リンパ腫(中枢神経系原発リンパ腫)とは

中枢神経系原発リンパ腫(PCNSL)は、脳・脊髄・眼など中枢神経系に原発する悪性リンパ腫です。全身のリンパ節などに生じる一般的な悪性リンパ腫とは異なり、中枢神経系に限局して発生するのが特徴で、頭痛・麻痺・認知機能の変化・視覚の異常などで発見されることがあります。

治療は化学療法(メトトレキサート大量療法など)や放射線治療(全脳照射)が中心となります。治療によく反応する一方で再発しやすいことが知られており、再発時の治療選択が重要になります。

再発した悪性リンパ腫に免疫療法を組み合わせる考え方

再発を繰り返す悪性リンパ腫では、標準治療(抗がん剤・放射線治療)だけでの長期コントロールが難しくなる場合があります。当グループでは、放射線治療などで腫瘍を縮小させたあとの再発予防を目的とした樹状細胞ワクチン療法(SynerTri®のアクセル)を組み合わせる設計を行うことがあります。

SynerTri®の役割 本症例での対応
標準治療(抗がん剤・放射線) 手術後、抗がん剤治療、無効後は放射線治療で腫瘍を縮小
アクセル(免疫活性化) 放射線治療後の再発予防を目的に樹状細胞ワクチン療法を開始・再開

よくある質問(FAQ)

Q. 脳原発の悪性リンパ腫(中枢神経系原発リンパ腫)とはどのようながんですか?
中枢神経系原発リンパ腫(PCNSL)は、脳・脊髄・眼など中枢神経系に原発する悪性リンパ腫です。全身のリンパ腫とは治療方針が異なり、化学療法や放射線治療が中心となります。再発しやすいことが知られています。
Q. 悪性リンパ腫の再発予防に免疫療法は役立ちますか?
本症例では、放射線治療で腫瘍が縮小したあとの再発予防を目的として樹状細胞ワクチン療法を開始し、再々発時にも再開しています。免疫療法の位置づけは病型・治療歴により異なるため、個別に検討します。治療効果には個人差があります。
Q. 再発を繰り返しても治療を続けられますか?
本症例では手術後に複数回の再発を経験していますが、その都度、抗がん剤・放射線治療・免疫療法を組み合わせて治療を見直し、現在は再々々発なく良好に経過しています。治療効果には個人差があります。

再発を繰り返す脳原発の悪性リンパ腫に放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせ、良好に経過中の症例

以下は、脳原発の悪性リンパ腫と診断された41歳女性が、再発のたびに治療を見直し、再々々発なく良好に経過している症例です。治療効果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

悪性リンパ腫(脳原発)
中枢神経系原発リンパ腫
再発
41歳 女性

患者情報

項目 内容
診断名 脳原発の悪性リンパ腫(中枢神経系原発リンパ腫)
年齢・性別 41歳 女性
治療法 手術+抗がん剤治療+放射線治療+樹状細胞ワクチン療法
治療期間・回数 樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。
治療費 当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

治療経過

時期 内容
2011年12月 頭痛をきっかけに脳原発の悪性リンパ腫が発覚。手術を施行。
2012年1月 同部位に再発を認める。
その後 抗がん剤治療を行うも効果が乏しく、放射線治療に切り替え。放射線治療で腫瘍が縮小。
放射線治療後 さらなる再発予防を目的に、免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始。
5年後 再々発。免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を再開。
現在 再々々発なく良好に経過中
悪性リンパ腫2996 治療経過タイムライン

治療の考え方(SynerTri®)

当グループでは、標準治療(抗がん剤・放射線治療)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押ししていきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

本症例では、標準治療としての手術・抗がん剤・放射線治療に、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を組み合わせています。放射線治療で腫瘍を縮小させたあとに免疫療法を導入し、再々発時には再開することで、再発を繰り返す経過のなかで良好な状態を維持しています。

副作用・リスク

樹状細胞ワクチン療法の副作用は基本的にほとんど認められませんが、以下の可能性があります。

  • 成分採血時:めまい・吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
  • 細胞培養時:細菌等による培養汚染リスク
  • ワクチン接種時:注射部位の発赤・皮疹・発熱

治療効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。

再発を繰り返す悪性リンパ腫の治療をお探しの方へ

悪性リンパ腫の再発・標準治療後の選択肢について、現在の治療歴・体力・検査結果をもとに個別に治療を設計します。まずはご相談ください。

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矢﨑雄一郎 プレシジョンクリニック東京院長
監修:矢﨑 雄一郎 医師
プレシジョンクリニック 東京院長 / 医療法人社団プレシジョンメディカルケア理事長
東海大学医学部を卒業後、消化器外科医として医療機関に従事したのち、東京大学医科学研究所で免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の開発に従事。現在はプレシジョンメディカルケア理事長として活躍中。専門分野は免疫療法及び消化器外科。約6,000症例の免疫療法を主導し、進行がんにおける個別化免疫治療(SynerTri®)プロトコルを確立。著書『免疫力をあなどるな!』をはじめ、医学書の執筆も手がけ、医療知識の普及にも貢献。免疫療法(樹状細胞ワクチン)の開発企業であるテラ株式会社の創業者。

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