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【膵臓がんステージ4・多発転移】抗がん剤と免疫療法で縮小を確認した症例|プレシジョンクリニック
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膵臓がん(膵体部がん)ステージ4b・多発転移|抗がん剤と免疫療法で原発巣・転移巣の縮小を確認した症例

膵臓がん
50代 男性
ステージⅣb
肝転移
肺転移
ジェムザール+TS-1
活性化リンパ球療法
樹状細胞ワクチン
原発巣・転移巣の縮小余命1ヶ月を回避

この症例のポイント

  • 膵体部がんステージⅣb・52歳男性の症例です。多発肺転移・肝転移・右副腎転移を伴っていました。
  • 糖尿病で通院中に肝胆道系の数値が上昇し、精査の結果、膵体部がんと多発転移が判明しました。手術は不能でした。
  • 抗がん剤(ジェムザール+TS-1)に続いて、免疫療法(活性化リンパ球療法、3ヶ月後に樹状細胞ワクチン療法)を併用しました。
  • 抗がん剤+免疫療法で膵体部の原発巣・多発肝転移の縮小が確認され、余命1ヶ月を回避することができました。

この症例と似たような状況ではありませんか?

この症例では——
余命1ヶ月と宣告されていましたが、原発巣・転移巣が縮小し、余命を回避することができました。

同じように膵臓がんステージ4b・多発肺転移・肝転移で、標準治療中・標準治療後の方は、次に検討すべき治療を考えるタイミングです。

診断名

膵体部がん ステージⅣb。多発肺転移・肝転移・右副腎転移を伴い、手術は不能でした。

治療の経過

段階 内容
発見の契機 糖尿病で通院中、肝胆道系の数値が上昇。
診断時 精査の結果、膵体部がん・多発肺転移・肝転移・右副腎転移と診断。手術は不能で、主治医からは余命1ヶ月と宣告されました。
抗がん剤導入 ジェムザール+TS-1を開始。
免疫療法の併用 活性化リンパ球療法を開始し、3ヶ月後に樹状細胞ワクチン療法を追加。
経過 膵体部の原発巣・多発肝転移の縮小を確認。
膵体部がん・多発肝転移の縮小
膵体部の原発巣・多発肝転移の縮小

治療の考え方

当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

本症例では、免疫の〈兵隊役〉である活性化リンパ球療法を開始して免疫細胞を増殖させたうえで、3ヶ月後に〈兵隊を強化する司令官役〉の樹状細胞ワクチン療法を追加しました。

治療期間・回数

樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。

費用

当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

副作用・リスク

免疫療法(樹状細胞ワクチン療法・活性化リンパ球療法)では副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

  • 成分採血時:採取中の全身倦怠感、口の周り・手足のしびれ など
  • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
  • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱
  • (活性化リンパ球療法)細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
  • (活性化リンパ球療法)点滴時:発熱

あなたに合った膵臓がん治療をお探しの方へ

プレシジョンクリニックでは、膵臓がんに精通した外科医・内科医・がん薬物療法医・ゲノム解析の専門家がチームを組み、KRASをはじめとする遺伝子変異の解析に基づいて、お一人おひとりに合った膵臓がんの個別化医療をご提案しています。標準治療に加えて検討できる選択肢をお探しの方は、こちらをご覧ください。

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※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

矢﨑 雄一郎 医師

監修:矢﨑 雄一郎 医師

プレシジョンクリニック 東京院長/医療法人社団プレシジョンメディカルケア 理事長 | 専門分野:一般外科・消化器外科

がんゲノム情報に基づく個別化医療と免疫療法を専門とし、標準治療と組み合わせた治療設計に取り組んでいます。著書『免疫力をあなどるな!』。

詳しい経歴はこちら

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