Where You Are Now
近いものを選んでください。それぞれの進め方をご案内します。
抗がん剤を土台に、免疫療法を重ねる組み立てをご説明します。主治医の治療はそのまま続けられます。
当院の組み立てを見る →遺伝子検査の結果と治療歴から、次に検討できる選択肢を整理します。緩和ケアに移った方のご相談も受けています。
当院の組み立てを見る →変異の型(G12D・G12V・G12R など)から検討できることは、RAS変異がん専門外来でご案内しています。新薬ダラクソンラシブは日本では未承認です(2026年10月時点)。
RAS変異がん専門外来 →Our Approach
私たちの基本の考え方は、抗がん剤をやめるのではなく、抗がん剤を土台に免疫療法を重ねることです。標準治療が終わった方には、遺伝子検査の結果を起点に、分子標的治療と免疫療法の組み合わせを考えます。
KRASの型・MSI・HER2・BRCA などを、エクソーム解析やリキッドバイオプシーで確認し、薬の選択・免疫療法の適応・ワクチンの抗原設計の手がかりにします。
RAS変異がん専門外来 →がんは周りに免疫が働きにくい環境をつくります。当院の解析をもとに処方する薬物療法で、その環境を整えることを目指します。
TME解説コラム →樹状細胞ワクチン療法(腫瘍関連抗原+ネオアンチゲン)・活性化リンパ球療法・免疫チェックポイント阻害薬を、状況に合わせて組み合わせます。
樹状細胞ワクチン療法 →標準治療との関係
樹状細胞ワクチン療法は1セット7回を1クールとし、1〜3週に1回の投与です。費用は自費診療(保険適用外)で、最新の金額は料金表をご確認ください。初診でも費用の目安をご説明します。

Takai E, et al. Scientific Reports. 2015;5:18425, Figure 3(DOI). CC BY 4.0. 改変なし。
膵臓癌では KRAS 変異が約90%にみられ(TCGA Research Network, Cancer Cell 2017)、ほかに TP53・CDKN2A・SMAD4 の変異が高頻度です。BRCA1/2 の変異は約5%です(Holter S ほか, J Clin Oncol 2015)。変異の型は、薬の選択と免疫療法の設計の手がかりになります。
用語集:KRAS変異とは →Case Reports
当院で治療した膵臓癌の患者さまの経過です。ご自身の状況に近いものからお読みください。経過には個人差があり、同じ治療で同じ結果になるとは限りません。
Director's Message
Before You Decide
Basics
肝臓・肺・腹膜などに転移がある状態で、診断時の約80%が切除不能と判断されます(Kleeff J ほか, Nat Rev Dis Primers 2016)。症状・治療法・生存率の解説は 膵臓癌はステージ4でも完治できるのか? をご覧ください。
FOLFIRINOX・GnP療法・二次治療のオニバイド療法が中心です。MSI-H では免疫チェックポイント阻害薬が保険適用になります。
ダラクソンラシブ(ラソンク)は2026年8月に米国FDAが承認しました。日本は未承認です。→ ダラクソンラシブの解説/RAS変異がん専門外来
Frequently Asked Questions
膵臓癌の治療相談について、よく寄せられる質問にお答えします。
Pancreatic Cancer Precision Medicine Team
開院以来、ステージ4の膵臓癌治療に力を入れてきた専門医チームです。消化器(肝胆膵)内科・外科、薬物療法、免疫療法、ゲノム解析の視点を持ち寄り、標準治療後に検討すべき選択肢をご提案いたします。
How to Consult
膵臓癌について、初めての方でも相談しやすいよう、4つのステップで進めます。ステージ4・標準治療後・腹膜播種・KRAS/RAS変異のいずれの段階でもご利用いただけます。
相談フォームに、診断名・現在の治療状況・相談したい内容をご入力ください。
初診で、医師が画像・病理・腫瘍マーカー・遺伝子検査・これまでの抗がん剤治療歴を確認します。
標準治療、臨床試験、分子標的治療、免疫療法、支持療法の観点から、主治医と確認すべき論点を整理します。
ご入力内容を確認したうえで、担当者より折り返しご連絡します。
プレシジョンクリニックでは、膵臓癌専門の外科医・内科医・がん薬物療法医・ゲノム解析に精通した医師がチームを組み、KRASをはじめとする遺伝子変異の解析に基づいて、お一人おひとりに合った膵臓癌の個別化医療をご提案しています。標準治療に加えて検討できる選択肢をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。