【膵臓がんステージ4】プレシジョン免疫療法単独で余命1ヶ月からの驚異的な回復

膵臓がん 75歳 女性

膵臓がんステージⅣの患者さま。プレシジョン免疫療法で余命1ヶ月の宣告からの驚異的な回復を見せました。現在、以上経過し、元気に当院通院中です。

診断名:膵頭部がん 多発肝転移 ステージⅣ

経過:
膵臓がんの多発肝転移、閉塞性黄疸で緊急減黄措置を受けた患者さまです。主治医から抗がん剤治療を勧められるも拒否。余命は1ヶ月と宣告されました。当院でプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法+免疫チェックポイント阻害剤)を開始。上昇し続けていた腫瘍マーカーは急降下し、1年半以上経過してもお元気で当院外来治療中です。

腫瘍マーカー:CA19-9が10万台から200台まで低下しました。

費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))
免疫チェックポイント阻害剤(約25万円/回)

副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 
 
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱
免疫チェックポイント阻害剤)
免疫活性が過剰になることによる特有の副作用
間質性肺疾患、重症筋無力症・筋炎、大腸炎・重度の下痢、1型糖尿病、
肝機能障害・肝炎、甲状腺機能障害、神経障害、皮膚障害等
注入に伴う反応(インフュージョン・リアクション)