膵臓がんステージ4、標準治療と免疫療法で4年間無再発

膵臓がん 67歳 男性

膵臓がんステージⅣから、抗がん剤+プレシジョン免疫療法で4年間無再発の長期生存が得られた患者さまです。

診断名:切除不能膵体部がん ステージⅣ

紹介者:
者さまは飲食店経営者の方ですが、常連のお客さまから「プレシジョンクリニックに通院されている膵臓がんの患者さまが末期にもかかわらずお元気にされている」ということで紹介され、当院を受診することになりました。

経過:
便潜血から発見された膵体部がんの患者さま。がんが動脈に浸潤していたため、手術はできないといわれ、抗がん剤(FOLFIRINOX)を受けることになりました。開始後すぐに全身倦怠感と食欲の低下といった副作用が出てきたため、今後の治療について悩んでいる中、紹介者を介してプレシジョンクリニックグループを受診することになりました。抗がん剤と併用する形でプレシジョン免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を開始。その後の検査で、主治医からはがんは消えてなくなり、影として残っているのみということで、現在、膵臓がんの再発もなく、4年以上お元気にされています。

治療期間・回数:
樹状細胞ワクチン療法(4ヶ月・7回投与)

費用:
樹状細胞ワクチン療法(約280万円/セット(7回))

副作用・リスク:
プレシジョン免疫療法の副作用は基本的にほとんど認められることはありませんが、未知の副作用等が起こる可能性は否定できません。以下に、可能性のある副作用等についてお示しいたします。 
 
樹状細胞ワクチン療法)
成分採血時:めまい、吐き気(迷走神経反射)、口の周り・手足のしびれ等
細胞培養時:培養時の細菌等の汚染等
ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱