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小細胞肺がんの手術後に縦隔リンパ節へ再発し、抗がん剤の再開を希望されなかった60代男性|樹状細胞ワクチン療法のみで続けた3年の経過

肺がん
60代 男性
小細胞肺がん
術後再発
縦隔リンパ節転移
抗がん剤なし
樹状細胞ワクチン
3年進行停止
仕事を継続

この症例のポイント

  • 相談時の状況:小細胞肺がん(ステージⅠA)の手術と再発予防の治療のあと、縦隔リンパ節に再発した60代の男性です。抗がん剤の再開を勧められましたが、ご本人は希望されませんでした。
  • 検討した課題:抗がん剤を使わないと決めた状態で、再発したがんの進行をどう抑えるかを検討しました。免疫の面から行える治療が課題でした。
  • 行った治療と経過:樹状細胞ワクチン療法を4か月で7回行い、その後も続けました。再発から3年、進行が止まった状態を保ち、副作用なくお仕事も続けておられます。

肺がんの再発で、抗がん剤を続けるかどうか迷っている方へ。
抗がん剤を受けるかどうかも含めて、ご相談いただけます。

抗がん剤を使う場合も使わない場合も、何ができるかを一緒に考えませんか。
まずは、これまでの治療と現在の状況をお聞かせください。
初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。
ご相談と初診は無料です(2回目以降の診察は有料です)。

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    診断名

    小細胞肺がん(ステージⅠA)術後、縦隔リンパ節再発。

    治療の経過

    段階 内容
    診断・手術 20XX年12月、小細胞肺がんと診断され右肺上葉を切除。再発予防の抗がん剤と、脳への予防的放射線治療を実施。
    再発 20XX+1年6月、胸部CTで縦隔リンパ節への再発を確認。抗がん剤の再開を勧められるも、ご本人が希望されず。
    免疫療法 20XX+1年12月、樹状細胞ワクチン療法を開始。
    経過 再発から3年、進行停止を維持。副作用なく、現在もお仕事で活躍中。

    治療の考え方

    当グループでは、標準治療(抗がん剤)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きで後押していきます。進行がんでも免疫の働きを強化するために、患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自のプロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、ご本人の意思で抗がん剤を行わず、免疫を活性化する〈アクセル〉として樹状細胞ワクチン療法を単独で用いました。

    小細胞肺がんは進行が速く再発しやすいがんですが、免疫の力で進行を抑えられる場合があります。抗がん剤の再開と免疫療法のどちらを選ぶかは、体力・副作用の経験・ご本人の希望をもとに一緒に決めます。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本療法は、最初のクールを終えたあとも治療を継続される方が多くいらっしゃいます。本症例:樹状細胞ワクチン療法 4ヶ月・7回投与ののち継続。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。なお、クール終了後に治療を継続される場合は、別途費用がかかります。

    副作用・リスク

    免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)では重い副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:口の周り・手足のしびれ、倦怠感、吐き気(迷走神経反射)等
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

    院長から

    抗がん剤を受けない場合のリスクもお伝えしたうえで、ご本人の意思を尊重して治療を組み立てるのが、私たちの考え方です。この方は、再発後に抗がん剤を再開せず、樹状細胞ワクチン療法を1クール行ったあとも続けました。免疫療法を続けたことが、再発から3年、進行が止まった状態でお仕事を続けられている経過に寄与できた可能性があると考えています。

    ご自身の場合に何ができるかは、
    資料を見てからお答えします。

    画像と検査値を見ないと、はっきりしたことはお答えできません。まずは今の状況をお聞かせください。
    【ご相談の流れ】

    ① お電話(医師または看護師が対応)またはフォームで、現在の状況をうかがいます
    ② 初診で、医師が検査結果などの資料を確認し、標準治療を含む選択肢と当院での治療の適否をご説明します
    ③ 費用とリスクをご説明します
    ご相談と初診は無料です。2回目以降の診察は有料です。

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      よくある質問(FAQ)

      Q. 小細胞肺がんにも樹状細胞ワクチン療法は使えますか?

      使えます。小細胞肺がんは抗がん剤が効きやすい一方で再発しやすいがんです。この症例では再発後に抗がん剤を使わず、樹状細胞ワクチン療法のみで3年間の進行停止を維持しています。効果には個人差があります。

      Q. 抗がん剤を受けたくない場合、免疫療法だけで治療できますか?

      できます。ただし当院では、標準治療を土台に免疫療法を加える方が効果を期待しやすいと考えています。抗がん剤を受けない場合のリスクとベネフィットをご説明したうえで、ご本人の意思を尊重して設計します。

      Q. 再発予防の放射線治療の後でも免疫療法は受けられますか?

      受けられます。この症例は脳への予防的放射線治療の後に樹状細胞ワクチン療法を開始しました。放射線治療の時期や範囲を確認し、開始時期を調整します。

      ご紹介したのは、一人の患者さまの経過です。
      そこから先は、診察でお話ししましょう。

      診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。まずは現在の状況をお聞かせください。
      初診では、医師が資料を確認したうえで、選択肢・当院での治療の適否・費用とリスクをご説明します。(2回目以降の診察は有料です)

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        ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

        矢﨑 雄一郎 医師

        監修:矢﨑 雄一郎 医師

        プレシジョンクリニック 東京院長/医療法人社団プレシジョンメディカルケア 理事長 | 専門分野:一般外科・消化器外科

        がんゲノム情報に基づく個別化医療と免疫療法を専門とし、標準治療と組み合わせた治療設計に取り組んでいます。著書『免疫力をあなどるな!』。

        詳しい経歴はこちら


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