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TOP 症例 大腸がん 大腸がんステージ3(リンパ節転移あり)の術後治療と再発予防|手術+抗がん剤+免疫療法で6年間再発なし

大腸がんステージ3(リンパ節転移あり)の術後治療と再発予防|手術+抗がん剤+免疫療法で6年間再発なし

この症例のポイント

  • 大腸がんステージ3(S状結腸・リンパ節転移あり)で手術後、樹状細胞ワクチン療法(7回・4ヶ月)と抗がん剤(ゼローダ)を並行して実施。
  • 術後6年間再発なし。定期検査で異常所見なし、腫瘍マーカーも正常範囲を維持。
  • 免疫療法を術後早期に組み合わせることで、大腸がん細胞を狙い撃ちするキラーT細胞を維持・強化。再発リスクを低減する免疫環境をつくる。

この症例と似たような状況を目指してみませんか?

この症例では、大腸がんステージ3(リンパ節転移)の術後に、抗がん剤(ゼローダ)と樹状細胞ワクチン療法を並行し、
術後6年間再発なく、腫瘍マーカーも正常範囲を維持しています。
同じように大腸がんステージ3の術後で再発が心配な方は、
次に検討すべき治療を考えるタイミングです。ご相談は無料です。

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    大腸がんステージ3とは

    大腸がんステージ3は、がんが腸壁を越えてリンパ節への転移が認められる段階です。遠隔臓器への転移(肝臓・肺など)がないため手術(切除)が可能なことが多く、根治を目指した治療が行われます。ただし、リンパ節転移の数や位置によって術後再発リスクが大きく異なります。

    サブステージ リンパ節転移の状態
    ステージⅢa リンパ節転移が1〜3個(比較的限局)。本症例はこの段階。
    ステージⅢb リンパ節転移が4個以上、またはがんが広い範囲に浸潤。
    ステージⅢc 主要血管周囲のリンパ節に転移。再発リスクが最も高い。

    大腸がんステージ3の症状と診断

    ステージ3では、がんが腸壁を貫通しリンパ節に広がっているにもかかわらず、自覚症状が乏しいケースが少なくありません。血便・便の細り・腹痛・残便感・体重減少などが現れることがありますが、検診や他疾患の検査時に偶然発見されることもあります。

    主な検査・診断

    • 大腸内視鏡+生検——がんの部位・大きさ・病理タイプを確認
    • 造影CT・MRI——リンパ節転移の範囲・遠隔転移の有無を評価
    • 腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)——術前値を確認し術後のモニタリングに活用
    • 遺伝子検査(RAS・BRAF・MSI)——術後補助療法・将来の再発時の治療薬選択に影響

    大腸がんステージ3の標準治療

    手術(切除)

    ステージ3では、がんのある部位のリンパ節を含めた根治切除(腹腔鏡手術または開腹手術)が標準です。完全切除(R0切除)が達成できるかどうかが、術後の予後を大きく左右します。

    術後補助化学療法

    手術でがんを切除した後も、目に見えない微小転移が残っている可能性があるため、術後補助化学療法(抗がん剤)が推奨されます。

    レジメン 概要
    CAPOX(XELOX) カペシタビン(ゼローダ)+オキサリプラチン。6ヶ月投与が標準。
    FOLFOX 5-FU+レボホリナート+オキサリプラチン。点滴投与。
    カペシタビン単剤(ゼローダ) 経口薬のみ。副作用や体力に応じて選択。本症例で使用。

    術後補助化学療法のみでは微小転移を完全にカバーできないケースがあり、免疫療法を組み合わせて再発リスクをさらに下げるという選択肢を検討する方が増えています。

    大腸がんステージ3の術後に免疫療法を組み合わせる考え方

    手術でがんを切除した後は、体内に残りうる微小ながん細胞を免疫の力で排除することが再発予防の鍵になります。当院では樹状細胞ワクチン療法を術後補助療法として組み合わせることで、大腸がん細胞を標的とした免疫を継続的に維持する設計を行っています。

    特徴 ポイント
    がん特異的免疫を誘導 大腸がん細胞だけを標的とするキラーT細胞を増やし、微小転移に対応
    免疫の記憶が残る 治療終了後も免疫が継続して働く可能性——長期再発ゼロへ
    抗がん剤との同時実施が可能 術後補助化学療法と並行して受けられる
    副作用が少ない 正常細胞を傷つけにくく、QOLを維持しながら継続できる

    ※免疫療法は自費診療(保険適用外)です。効果には個人差があります。

    よくある質問

    Q. 大腸がんステージ3の術後再発率はどのくらいですか?
    ステージ3全体の5年生存率は約65〜75%です。リンパ節転移の数が多いほど再発リスクが上がります。術後補助化学療法で再発リスクを下げつつ、免疫療法を組み合わせてさらなる予防を目指す方が増えています。
    Q. 手術後に免疫療法を受けるタイミングはいつがいいですか?
    術後早期(術後補助化学療法と同時期)から始めるケースが多いです。本症例でも術後に化学療法と同時に樹状細胞ワクチン療法を開始しました。まず現在の状態・治療歴を確認したうえで設計します。
    Q. 術後補助化学療法と免疫療法は同時に受けられますか?
    可能です。本症例ではゼローダ(カペシタビン)と樹状細胞ワクチン療法を並行して実施しました。組み合わせの設計は患者さまの状態に応じて個別に行います。
    Q. 術後何年経っていても相談できますか?
    相談いただけます。術後すぐの方から数年経過した方まで、現在の免疫状態・治療歴をもとに対応可能かどうかをご説明します。

    Case Report ─ 当院の大腸がん改善症例

    重要症例

    大腸がん
    S状結腸がん
    ステージⅢa
    リンパ節転移あり
    50代
    男性
    術後
    ゼローダ
    樹状細胞ワクチン療法
    6年間再発なし
    腫瘍マーカー正常
    長期生存

    大腸がんステージ3の術後、再発予防をどう続けるか

    ここまで大腸がんの治療の考え方をご紹介しました。リンパ節転移があるステージ3では、手術と術後補助化学療法を終えたあとの再発予防が関心事になります。実際に樹状細胞ワクチン療法を続けてこられた患者さまの経過をご紹介します。

    診断・経緯

    S状結腸がんステージⅢa(リンパ節転移1〜3個)と診断され、外科手術(根治切除)を実施。術後に標準的な補助化学療法(ゼローダ+アバスチン)を開始するとともに、再発予防を目的として当院にて樹状細胞ワクチン療法を開始しました。なお、アバスチンはアレルギー反応が出現したため中止し、ゼローダのみ約8ヶ月間継続しました。

    治療経過

    時期 内容
    診断・手術 S状結腸がんステージⅢa(リンパ節転移あり)と診断。外科手術(根治切除)を実施。
    術後治療開始 術後補助化学療法(ゼローダ+アバスチン)を開始。当院にて樹状細胞ワクチン療法(7回・1クール・約4ヶ月)を並行して実施。
    アバスチン中止 アレルギー反応出現のためアバスチンを中止。ゼローダのみ約8ヶ月間継続
    術後6年時点 定期検査で異常所見なし。腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)正常範囲を維持。再発確認されず。
    大腸がんステージ3 治療経過タイムライン|手術・抗がん剤・免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)5年7ヶ月 再発なく経過

    治療の考え方(SynerTri®)

    当グループでは、標準治療(術後補助化学療法)を土台としつつ、プラスアルファで免疫の働きを後押しします。患者さまの状況に応じて複合的に免疫を改善させる独自プロトコルSynerTri®(シナトリ/学術名 iCCI)で個別に免疫治療を設計します。

    本症例では、術後補助化学療法(ゼローダ)に加えて樹状細胞ワクチン療法を組み合わせています。手術でがんを取り除いた後も体内に残りうる微小ながん細胞を免疫の力で継続的に排除し、長期にわたる再発ゼロという結果につながったと考えています。

    治療期間・回数

    樹状細胞ワクチン療法は、1セット(7回)を1つのクール(治療単位)として実施します。本症例では1クール(約4ヶ月)を実施しました。術後の経過・免疫状態によっては継続をご提案することもあります。

    費用

    当院の治療はすべて自費診療(保険適用外)です。樹状細胞ワクチン療法は約280万円/セット(7回)です。費用は改定される場合があるため、最新の金額は料金表をご確認ください。

    副作用・リスク

    免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)では副作用が認められることはほとんどありません。主な副作用は以下のとおりです。

    • 成分採血時:採取中の全身倦怠感、口の周り・手足のしびれ など
    • 細胞培養時:培養時の細菌等による汚染 など
    • ワクチン接種時:注射部位の発赤、皮疹、発熱

    この症例と同じ治療を検討してみませんか?

    この症例と近い状況かどうか、担当医がお調べします。
    ご相談は無料です。診断名や現在の治療が曖昧でも構いません。

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      ※治療効果には個人差があり、すべての患者さまに同様の結果が得られるとは限りません。また、本症例で用いた治療には、国内の保険適応や大規模臨床試験で標準治療として確立されていないものも含まれます。実際の治療は、リスクとベネフィットを評価し、ご本人の同意のもとで設計します。

      矢﨑雄一郎医師 プレシジョンクリニック東京院長

      監修:矢﨑 雄一郎 医師
      プレシジョンクリニック 東京院長 / 医療法人社団プレシジョンメディカルケア理事長
      東海大学医学部を卒業後、消化器外科医として医療機関に従事したのち、東京大学医科学研究所で免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の開発に従事。現在はプレシジョンメディカルケア理事長として活躍中。専門分野は免疫療法及び消化器外科。約6,000症例の免疫療法を主導し、進行がんにおける個別化免疫治療(SynerTri®)プロトコルを確立。著書『免疫力をあなどるな!』をはじめ、医学書の執筆も手がけ、医療知識の普及にも貢献。免疫療法(樹状細胞ワクチン)の開発企業であるテラ株式会社の創業者。

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